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紡ぎ織る日々

暮らしに寄り添う手紡ぎ手織りの作品づくり それを支える日々の暮らしをお伝えできたらうれしいです。

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これも日本博だそうな…

昨夜は、お正月以来8ヶ月ぶりの落語。国立演芸場で開催された「日本博寄席2020」に伺いました。
東博でお目にかかることの多い「日本博」関連のイベントですが、要するに「東京オリンピック・パラリンピック2020を契機に日本の美を体感する美術展・舞台芸術公演、芸術祭などを年間を通じ、全国各地で展開される」のが日本博のプログラムだそうな。ですから、舞台芸術公演としての「日本博寄席」もありなのですね。なるほど!
さて、国立演芸場の館内は、密にならないよう前後左右を空けた客席。着席出来ないよう市松模様の紙が貼られた座席が半数以上で、前売完売にも関わらずスカスカ。師匠のお一人は「(高座から)客席を見ると、市松模様がまるで友禅流しのように見える」と表現されていましたけれど、やけに空席の目立つイメージなのでしょうね。

いくら修行を積んでいる師匠方でも、マスクで覆われた顔が並ぶ客席を前になさるのは、客席の反応が分かりにくくお気の毒に思いましたが…ネット配信などに比べれば、ナマの笑い声があるだけマシなのかもしれません。
それでも、私にとっては、本当に久しぶりの落語や色物。たっぷり楽しませていただきました。やはり、LIVEは良いですね。
だいいち、昨夜の興行は、そもそもはオリンピック閉会に合わせた特別企画。
春風亭正太郎、笑福亭仁智、立川談春、春風亭昇太、桂文枝と超豪華な顔ぶれの師匠方。鏡味よし乃の曲芸と林家今丸の紙切を挟み、なんとも濃密な2時間半でした。

| 未分類 | 16:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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金沢たてものアレコレ

金沢は学生時代以来の私と違い、このところ毎年のように金沢を訪れているJ。
あまりの人出の少なさに唖然としていました。しかし、スイミングプールで有名な金沢21世紀美術館だけは、ワカモノで大賑わい。というわけで、密を避ける私達はここはパスして別のところへ。


向かったのは、「金沢建築館」
東京国立博物館の東洋館を設計された谷口吉郎氏のお住まいの跡地に、ご長男の谷口吉生氏の設計によって建設された建築・都市についてのミュージアム。トーハク繋がりで、単に行ってみたかっただけなのですが…
企画展は、伊東豊雄氏、谷口吉生氏など海外で活躍する日本人建築家の8作品を模型や画像で紹介する「日本を超えた日本建築」 会場が狭いこともあって、詰め込み気味の展示ではありましたが、まぁまぁ楽しめました。

しかし、常設展示は、小さなガラスケースの中に少し資料があるだけ。メインは谷口吉郎氏が設計された迎賓館赤坂離宮和風別館「遊心亭」の広間と茶室の再現なのです。
昨年、オリジナルの方を訪れた私としては、ガッカリ。当然ながら、周りの環境もオリジナルには劣りますし、原寸大再現とはいっても一部異なるところもありましたし…。
赤坂離宮の和風別館は、申し込みにより何方でも見学することが可能、しかも丁寧なガイド付きです。金沢と東京が離れているとはいえ、こうした再現に意味があるのかなぁと考えさせられるミュージアムでした。




しかし、こちらは良かった~。「鈴木大拙館」金沢出身の仏教哲学者・鈴木大拙の考えや足跡を伝える施設。画像の建物は、思索空間と名付けられ、内部には畳のスペースもあります。ぼーっと静かに水面の揺らぎを見ているだけでも豊かな時を持てるような場所。


鈴木大拙館の設計者は金沢建築館と同じく谷口吉生氏。トーハクの法隆寺宝物館の設計者です。この池周り雰囲気は、宝物館にとてもよく似ています。




さて、こちらは延期されていた開館が、ようやく10月末に決まった「国立工芸館」(正確には、東京都千代田区にあった国立近代美術館工芸館が、金沢市に移転。)
国の登録有形文化財に登録されている二つの建物をガラスの空間で繋いでいるようです。向かって左側の建物は、旧陸軍第九師団司令部庁舎として明治31年に、右側は旧陸軍金沢偕行社(将校の社交場)として明治42年に、建築されたもの。それぞれ建築後に移転、改築を経て、国立工芸館のために「兼六園周辺文化の森」内のこの地に移築改修、外観内部ともに当初の姿に復元されたとのこと。
以前より遠くなってしまう工芸館ですが、機会があれば訪れてみたいなぁ。(中田英寿氏が名誉館長ということには、ちょっと疑問を感じますが…)




工芸館のお隣には3棟の旧陸軍の兵器庫を利用した「いしかわ赤レンガミュージアム」こちらには、石川県立歴史博物館と、加賀本多博物館が入っています。




加賀藩前田利家公をお祀りする尾山神社の神門。明治8年に建築された洋風和風の混ざったデザイン。三層目の窓に入っている色ガラスが、ライトアップで輝いてキレイだったのでパチリ。
この夜は、夕食をとったお店で、「兼六園の夜間ライトアップ」を勧められ、少し腹ごなしをと歩き始めたのですが…人の流れに乗っていたら、兼六園から金沢城公園をぐるっと巡るかなりの距離の夜散歩になってしまいました。まぁ、そのおかげで当日渡り初めだった金沢城の鼠多門、鼠多門橋も見学できましたし、夜の静まりかえった住宅街を彷徨うこともできたのですから、知らない街をうろうろするのが好みの私には嬉しい時間でした。


おまけは、ホテル近くの散歩路「白鳥路」にあった白鳥を象った像。
この辺りは、その昔「白鳥堀」と呼ばれる水鳥を放したお堀だったそう。水鳥を放しておくと、もし侵入者があった場合、番兵が水鳥の立てる羽音で侵入を知ることが出来るかららしい。白い水鳥が白鳥だったのかは不明ですが…まぁ、ここはロマンチックなイメージでガチョウではなくスワンなのでしょうね。
長々、北陸紀行にお付き合いいただき ありがとうございました。ひとまずエンドです。

| 未分類 | 19:11 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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百聞は一見にしかず



北陸に旅する私に知人がオススメしてくださった「千里浜」
「石川県羽咋市の、砂浜をドライブできる全長8キロメートルの長い海岸」とのことでしたが…なぜか全長200メートルほどしか走行できず…あとは通行止。コロナのため?と思いましたが、このところ、ずっとこのような状況らしい。まさに百聞は一見にしかず…!? 実際に行ってみなくては分かりませんね。
せっかく海岸まで出たので、ナビに表示されていた大伴家持歌碑まで行ってみました。
奈良時代、越中国府に国司として着任した家持。天平20年(748)春、能登国を視察した際に詠んだ5首が万葉集に収められているとのこと。羽咋の気多神宮に参拝した際の詠んだのが「之乎路から 直越えくれば 羽咋の海 朝なぎしたり 舟梶もがも」(しおじの山道を越えてやって来た羽咋の海は朝凪だ。舟と梶があればよいのに)


歌碑の署名「家持」は、古代の公文書にあった家持直筆の署名から模刻したそうです。結構癖のある字体のように思いますけれど…。
能登半島にはJの先輩をお訪ねするのが目的だったため観光は無し。しかし、先輩から貴重なお話をたくさん伺うことが出来ました。その上、翌日の金沢で訪れるべきところまでご紹介いただくことに。
先ず訪れるべきとしてご紹介いただいた大樋美術館では、当代夫人による分かりやすい解説付き。不調法な私たちは、お茶の世界では有名な大樋焼について、恥ずかしながら全く存じ上げず…(汗)
寛文6年、加賀藩での茶道普及のために藩主が京都より招いた裏千家4代の仙叟宗室に同道した初代長左衛門が、金沢郊外の大樋村の粘土などで作陶したのが始まりの大樋焼。楽焼の技法を継ぐこと等を、詳しくご案内いただきました。
私は、初代長左衛門作のカラスの香炉(黒釉明烏香炉) と飴釉で歪んだ形がチャーミングな「銘聖」が印象に残りました。
ステイホーム期間中の再放送で、偶然京都の楽家の番組を拝見していた私。これが、当代夫人が強調されていらした伝統を繋いでいくことの難しさを理解するのに役立ちました。(だらだらTVウォッチも許される?)
もう一つの訪れるべきところは、石川県立美術館別館の石川県文化財保存修復工房。ここでは、館長のご案内で非公開の工房内部まで見学させていただくことが出来ました。
粗忽モノの私、うっかり転んで大切な文化財を傷付けてはいけないと緊張のひと時でしたが、古文書や古地図などの緊張感ある修復作業をすぐ近くで拝見でき感激!
修復には注意深さはもちろんですが、良い視力と集中力が大切だそうで、工房では若い方々が静かに熱心に作業を続けていらっしゃいました。適度な緊張感のある工房の清々しい空間ですが、三密を避けるため、メンバーは半分ずつの出勤を余儀なくされているとか。作業の進捗が心配されます。こんなところにもコロナの影響があるのですね。

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アートとデザインを繋ぐ美術館

Toyama  Art  Desing の頭文字をとって TAD (タッド)と名乗る富山県美術館。
富山県産のスギがふんだんに使われた建物の中央を貫く廊下。なんと、防火扉までスギで覆われています。


廊下を抜けた先には立山連峰を見据えてどっしりと立つクマが!

建物の屋上は、擬音語、擬態語をイメージした佐藤卓氏デザインの遊具が並ぶ「オノマトペの屋上」




こちらは「ひそひそ」ペアになったパイプを見つければひそひそ話が出来る⁈  
展示は、近代美術のコレクション展、デザインコレクション(今回は、ポスターと名作椅子)、富山県出身の瀧口修造と音楽家ゴールドベルクのコレクションなど。
そうした「見る」だけでなく、「創る」「学ぶ」といった双方向での美術体験を目指すTAD には、アトリエも併設。(残念ながら、当日は閉鎖されていましたが…)


ワークショップや作家の公開制作などのイベントが開催されるらしい。


こども向けの印刷物も、センスがよくて可愛い!
こんな美術館が身近にあればなぁ~と羨ましくなりました。

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コンパクトシティ富山

「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を掲げている富山市。コンパクトにまとまった城址公園、県庁、市役所、繁華街、富山駅、港町などを結んでいるのが路面電車。




スタイリッシュだったり、レトロだったり、様々な車輌の路面電車に目を奪われてしまいます。
繁華街にほど近いところにある、複合ビルのTOYAMA キラリは隈研吾氏の設計によるスタイリッシュな建物。




斜めの吹き抜けが印象的な内部空間には、市立図書館が入っています。開放的で明るい館内は、カウンター席や小さなコーナーなどもあり、読書好きにはたまらないスペース。


ビル内には、富山市ガラス美術館も併設されています。富山とガラスは、富山の薬売りに起因するのだそう。富山名物の売薬に必要なガラス瓶製造が盛んで多くのガラス工場やガラス職人がいた歴史を踏まえて「ガラスの街とやま」を標榜するようになったとか。


来訪記念にミュージアムショップでガラスのお箸置きをゲット。
そういえば、冬に旅した九州でもお箸置きを購入。物を増やすことに慎重にならざるを得ないお年頃…しかし、お箸置きは日常に使え、しかも小さい、そしてお値段もほどほど。って自分で自分に言い訳しています。

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