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紡ぎ織る日々

暮らしに寄り添う手紡ぎ手織りの作品づくり それを支える日々の暮らしをお伝えできたらうれしいです。

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ひたむきな人々

本屋大賞受賞 三浦しをん著 「船を編む」

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天邪鬼ですので 本屋大賞受賞なんて本は それだけで敬遠気味。
しかし 辞書作りの人々が登場すると知って むくむく興味が…

本屋大賞は 本があまり好きじゃない人にも手に取ってもらうのが大きな目的でしょう。
ですから いわば当然の感想という気もしますけれど…
面白かった~!
 

不器用で一途な人が主人公。
辞書の編纂に邁進。
今風の基準でいうとズレている人 カッコ悪い人…?

何事もそつなくこなし 世の中の流れ(堅い方も 軽い方も)をきちんと掴んでいる…
もちろんネットなんて ちゃっちゃっと繰って 何事も合理的に…
そんな人が 現代社会には必要とされるのでしょうけれど。

私は好きだなぁ…不器用で一途 ひたむきな こんな人たち。
というか 好もしいなぁ お友達になりたいなぁ…と思う人は こんな人。
ものづくりをする人には とっても多い気がします。
好き好んで わざわざ大変なことをするという人たちですから…
一途でひたむき そしてある意味流れに逆らわないと 面倒で大変なことは やっていられないですもの。
(少々 身びいきが過ぎるかしら…)

オッと脱線!
「船を編む」に戻りましょう。

辞書という身近にありながら 辞書作りがどのように行われているかなんて未知の世界。
例えば 日常的に使う簡単な言葉の意味が辞書でどのように表現されているか…とか 
辞書の紙がどんな紙質か…なんて 私は これまで考えたこともありませんでした。
そんな身近だけれど 「おおっ!」と未知の領域に踏み込ませてくれる…
新しい世界を知る喜びは 本を読むことで得られる大きな喜び。
そんな喜びを感じさせてくれる本。
だからこその 本屋大賞なのだなぁ…と 深く首肯。

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失礼ながら (たくさん売れてほしい?)廉価版のためか あるいは軽さを追及したのか カバーや本の紙質は あまりよくありません。
帯と中表紙のイラストは ちょっとげんなり…ここまでやらなきゃ売れないのかしらと少々悲しくなります。
本文で辞書の紙質や装丁へのこだわりを読んだ後だけに 余計気になってしまいます。

しかし この装丁 本屋大賞の帯を外して しげしげと眺めると…
思わずニンマリの仕掛けが!!





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