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紡ぎ織る日々

暮らしに寄り添う手紡ぎ手織りの作品づくり それを支える日々の暮らしをお伝えできたらうれしいです。

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夏時間の庭

お寒いですね。

そんな寒さに全くそぐわないタイトルですが…
「夏時間の庭」はオルセー美術館開館20周年記念作品として制作されたフランス映画。
公開時には見逃して残念に思っていましたが…先月 ようやく拝見することができました。

母親の遺産である家族の思い出のつまった邸宅と美術品コレクション…
残された3人の子供たちが それらをどのように扱っていくか
「受け継ぐ」ということがテーマとなっている作品です。

オルセー美術館の開館記念作品というだけに 美術品コレクションや邸宅の調度品などにオルセーの収蔵品がふんだんに使われています。
また、美術館の展示室はもちろんのこと、駅舎の名残をとどめる時計が印象的なダイニングルームやバックヤードの収蔵庫や修復の部屋もロケに使われています。
そんな美術館オタクにうれしい映像がある一方 「作品が美術館に展示されるということ」への疑問も提示されるのです。

さりげなく日常に溶け込んでいたモノが 「受け継がれる」ことによって ある日突然その場所から引き離されて美術館という空間に陳列される。
慈しまれたことは捨て去られ ガラスの向こうの芸術作品へ。

またあるモノは 慈しまれた記憶も含めて「受け継がれ」これまでと同様にさりげなく日常に溶け込む。
しかし そのモノに相応しい芸術性は 公に認められることはなく また商業的価値も与えられない。

どちらがいいとも言い難い…
これらは 美術館や博物館での展示品には ずっと付きまとうジレンマといえるでしょうね。


        Le Studio HERMÈS

ところで 映画を拝見したのは 銀座のメゾンエルメスにあるル・ステュディオ
予約制の上映会が月替わりで開催されるようです。 
今回初めて伺いましたが こじんまりとした空間で 落ち着いて上映を楽しむことができました。
入口で渡されるパンフレットも おしゃれ!!

     2012_1127デジカメデータ0052

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