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紡ぎ織る日々

暮らしに寄り添う手紡ぎ手織りの作品づくり それを支える日々の暮らしをお伝えできたらうれしいです。

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ダーウィン家の人々

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グウェン・ラヴェラによる「ダーウィン家の人々」
グウェンは「種の起源」で有名なチャールズ・ダーウィンの孫娘にあたります。


グウェンはアーティストで木口(こぐち)木版の作家ですが 文章もとても魅力的。
ダーウィン家や 姻戚関係のある(陶器で有名な)ウェッジウッド家の人々が生きた百数十年前の古き良き時代のイギリスが ユーモアあふれる文章で描かれています。
数多く挿入されたペン画の挿絵も 対象の核心をつかんでいて楽しい!


ご本を翻訳なさった山内玲子様には 我が家に木口木版の作品がやってくるにあたり大変お世話になりました。(詳しくはこちら

山内様が主宰なさった〈あ・り・す〉による木口木版の展示会場で 24年前に出版されたこのご本を拝見したこともありましたが絶版と伺い残念に思っておりました。
この度 岩波現代文庫として復刊されたとのお知らせをいただき さっそく取り寄せ 少しずつ拝読!

山内様からのお手紙によりますと ケンブリッジでこのご本の原書と出遭われたのがきっかけで 翻訳されたとか。
その上グウェンの作品とのつながりで イギリスの木口木版にもはまり ついには イギリスの木口木版を日本に紹介することになられたそうです。
その辺のいきさつは ご本の訳者あとがきにも詳しく書かれています。

さて、グウェン・ラヴェラによって描かれるヴィクトリア時代の上流階級の人々の暮らし…
ダーウィン家とウエッジウッド家の人々がかなりユニークだったということもあるかもしれませんが、
現代の私たちから見るとなかなか面白い!

例えば 生まれてから一度も自分で紅茶を入れたことがない84歳のエティ伯母さん。
常に自分では何もせずに 召使たちに命じ してもらうことで過ごしていた当時の淑女たち。
うらやましいと思う点もありますが とっても窮屈な暮らしでしょうね。

あるいは 個人用の馬車をひく馬を持つ苦労…
馬車に乗って出かけても 馬を疲れさせないために(!!) 登り坂は馬車から降りて歩いて登ったり ある一定の距離を引かせると家に帰し 辻馬車(馬車のタクシー?)に乗り換えたというエピソード。
う~~ん 初めから辻馬車では いけなかったのかしら?
自動車が登場した時の安堵感が わかるような気がします。

うっとりするようなうつくしい布をたくさん使った襞や 小さなくるみボタンがずらりと並んだヴィクトリア時代の洋服は 私にとっては憧れ!着てみたいなぁと思ったりもしましたが…
あの長いスカートで泥の道を歩くと 裾にたくさんの泥がこびりついて固まり ブラシで落とすのが大変だった。
ひらひら飾りのついた帽子を膨らませた頭髪にピンでぐさりとさしたり きついコルセットで体を締め付けるのは まるで拷問のようだった。
信じられないほどたくさんの枚数の下着やドレスを身に着けることの不自由さ。
そのようなエピソードを読むと 現代に生まれてよかった~と ホッとしたりして… 

などなど たくさんのエピソードが満載です。

ご本は楽しく拝読したのですが このところ ずっと自宅のリフォームにかかわる移動で身辺バタバタ。
blogに載せるのがすっかり遅くなってしまいました。

時はうつり もう2月も半ば…
今年になってから 2か月半 殆ど何もしていないことに呆然!
身辺バタバタ第一弾が 少し落ち着いてきたので 呆然としていないで 手を動かすことにします!

今日はバレンタインデーですね。
Jへのチョコレートは いつもこれ!
(もちろん私もいただくつもりで) お気に入りのDEMELのミルクチョコレート

          IMG_0330.jpg
 
例年 早めに準備するのですが 今年は昨日ようやく売り場へ!
少し予想はしていたものの デパ地下は熱かった~

DEMELは(失礼ながら) 横文字がたくさん並ぶ流行りのブランドではなく とてもオーソドックスなブランドですから 例年 売り場でひょいと買えるのですが…

売り場に近づくと 売り場から離れた階段に伸びる行列の最後尾に案内されました。
列に並んでいる間 たびたび係の方が「ただ今 階段にてお待ちいただいておりま~す!」と叫ぶのです。
そうすると 行列がだんだん伸びていくのです。
宣伝効果なのね~なんて 社会観察してしまいましたよ。
初めて行列してゲットしたチョコ…いつも通り 美味しく頂戴しております。

みなさまも 美味しいチョコレート めしあがりましたか?



| 読書 | 18:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2013/02/17 09:56 | |

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

物を増やしたくない!私も同感です。
家が不必要に大きかったため、いろいろなものを増やしてしまった13年間を 振り返って猛省の日々です。
でも ご本は 時々どうしても手元に置きたいという誘惑に駆られて ネットで購入してしまいます。
ところが不思議なことに 手に入れてしまうと安心するのか すぐに読まず ぐずぐず…
ゆっくり楽しんでいるとも言えますが…
図書館でやっと順番が回ってきたご本は すぐに読んでしまうのに!

「船を編む」は 順番を待っている時間も楽しめていいですね。
映画化のためか また本屋さんで平積みになっているのをみました。
リクエスト待ちのリストが伸びているかもしれませんね。

一陽来復の横の絵は ヒマラヤの山を描いたパステル画。 
Jがヒマラヤに行ったときの登山隊のドクターが描かれたものです。
色合いが素敵でしょ?
すでに亡くなられたのですが お仲人をしていただいたり Jや娘が危ないときに救っていただいたりと 家族ぐるみでお世話になった大恩人でした。

団十郎さん 残念でしたね。
成田での素晴らしさを れいこさんから伺ったのは つい最近のような気がしていましたが…
ものを知らない私にとっては 亡くなられて初めて その存在が いかに大きなものであられたかが 改めて感じ取れたような気がします。

光は春なのに お寒いですね。
どうぞ お元気でね!

| ふじおおじ まりこ    | 2013/02/17 14:41 | URL |















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