FC2ブログ

紡ぎ織る日々

暮らしに寄り添う手紡ぎ手織りの作品づくり それを支える日々の暮らしをお伝えできたらうれしいです。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

中世にはこの男がいたー!

     20140317006s.jpg

寒かった今年 ようやく我が家のミモザが咲き始めました。

イタリアで満開のミモザを見たのは一か月以上も前。
ローマのフィウミチーノ空港へ向かう道路沿いでのこと。
フォロ・ロマーノ(ローマの遺跡)では うららかな日差しのもと たわわに実る柑橘も。
アルプス以北に住む人々にとって イタリアは陽光あふれる南の国とされていたことが実感されたのでした。

フィレンツェの街角をうろうろしながら 記憶の底に沈んだ辻邦夫氏の「春の戴冠」の様々なシーンが切れ切れに浮かび上がり 帰ったらまた読んでみようかなぁと思ったのに…
実際に手に取ったのは 全く時代も傾向も異なるこちらのご本。


    20140314003s.jpg

帯の言葉どおり 「古代にカエサルがいたように、中世にはこの男がいた―!」なのです。
塩野七生さんのカエサル好きに影響されてカエサル好きになった私としては 
カエサルと並び称される「この男」について書かれたご本を 読まずにはいられましょうか。

しかし 中世好き(これも塩野七生さんの著作の影響大ですけれど)でも不勉強な私は「神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世」って どこのどなた?というところから始めなきゃなりませんでした。
何しろ 美術史上には 殆ど登場しない人物ですから。
それでも きっと好きになれる 大丈夫!と思っていました。
なぜなら、惚れぬいた人について書くときの塩野七生さんの文章は とても饒舌なんですもの。
文章に饒舌というのもおかしな表現ですけれど…
「ねェ聞いて~素敵な人見つけちゃったの~!」といった惚気話を延々と聞かされるのですが その惚れぬいた相手というのがとんでもなく魅力的なのです。
そこで 最初は「ふんふん」といった感じなのに そのうち「ふ~~ん そうなの~」と思わず身を乗り出して聞いてしまう。
つまりご本の世界にぐいぐいと引きずり込まれて…ハイ読了。
そんなイメージです。
(品性欠ける表現でごめんなさい。ご本は 品性欠けていません)
ですから フリードリッヒ2世がどんな人物で どんな時代に生きた人なのかは 懇切丁寧に説明してくださいますし どんなに魅力的な人物であるかについてもたっぷりと!

そして「フリードリッヒ2世好き」一丁上がりとなりました。

| 読書 | 13:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://tumugioru.blog69.fc2.com/tb.php/264-63fc1f11

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT