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紡ぎ織る日々

暮らしに寄り添う手紡ぎ手織りの作品づくり それを支える日々の暮らしをお伝えできたらうれしいです。

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ルドン-秘密の花園-

三菱一号館美術館で開催中のルドン展。
「秘密の花園」とサブタイトルがついているのは、花々が描かれたドムシー城食堂装飾画をはじめとして植物に関係する作品が多く出品されているからでしょうか。

画像は、ドムシー城食堂 装飾画の配置をパネルで再現したコーナーの一部。右側は グランブーケと呼ばれる三菱一号館美術館所蔵のパステル画のパネル。
今回、ギャラリートークで伺ったところによると、配置は忠実だが、ドムシー城では、装飾画の下のラインが人の身長よりも高い位置。つまり、鑑賞者は全ての画を見上げる設定とのことです。(食堂の天井高は、約4~4.5mというから、美術館での鑑賞時よりも かなり高い!)細かな描写が、画面の下部に集中している理由も、その位置を考えると納得がいきます。
 
最初の画像の左端に写っている部屋の隅には、イエローが印象的な装飾画。(上画像)直角に隣り合わせに配置され、左パネルに描かれた樹木から、右パネルに枝が伸びている様が表されています。
この美しいミモザイエローは、ルドンが装飾画製作の疲れを癒すために訪れた南フランスでの印象が影響しているとのこと。

今回のカタログにも使われています。
もちろん装飾画以外の黒の版画や花を描いた作品も並んでいるのですが、やはり グランブーケの存在感は圧倒的!
この展覧会自体、グランブーケが、遠い昔ドムシー城の食堂をともに飾った仲間たち(グランブーケ以外のドムシー城の装飾画は、現在 オルセー美術館蔵)を招き寄せたように思うのは、穿ち過ぎでしょうか。
6年前 初めてグランブーケを拝見したのは、激痛を抱えながらの通院治療が続く日々でした。
宗教的な要素のないグランブーケなのに、なぜかこうべを垂れ 祈るような心持ちで作品の前に 佇んでいたことを覚えています。
体調はすっかり回復している今回も、グランブーケを前にすると 敬虔な気持ちになってしまうのは 作品の持つ不思議なパワーゆえなのかもしれません。

| 未分類 | 13:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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| | 2018/02/15 07:59 | |

Re: ルドン-秘密の花園-

れいこ様

コメントありがとうございます。
仁和寺展 いらしてくださったのですね。
今回は、秘仏がたくさん出品されていて、中には33年に一度のご開帳でしかお目にかかれない御仏もいらっしゃるようです。
表慶館を特別展料金なしで、その上 撮影もOKなんて、滅多にないチャンスですものね。
ただし、重要文化財の表慶館、空調設備の具合が悪いようです。お寒かったのではありませんか。申し訳ないです。

ルドン展は、たまたま夜のギャラリートークの企画を見つけ 参加させていただきました。

| M | 2018/02/15 20:53 | URL |















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